今日のバルセロナは寒いよ

近況報告も兼ねて久しぶりのブログ更新です！

先に伝えます。

今日のブログは長いので、めんどうだなーとか、こいつに時間使うなんてもったいないと思われる方は気が向いた時にでも読んでみてください。

文をもう少し短くしたり、第1章2章という形で書こうか迷いましたが１つにまとめて書かせていただきました。

もっとわかりやすく手短に気軽に読んでもらえるように直していきます。

今シーズンも残り7試合。

とりあえずできるだけ高いレベルでプレーしたいと思った昨シーズンの今頃。

自分の履歴書をスマホのメモに書いてインスタグラム、フェイスブック、ウェブのチーム公式サイトにメールで送りまくったり、グランドに行ってチーム関係者に直談判しに行ってたあの日から1年。

何か自分は変わることができたであろうか？

正直変わったのか、変わってないかなんか自分でもわからない。

でも、そー思っている自分をポジティブに捉えていいのではと思う。

なぜなら、わからないということは "1日1日が充実して過ごせた" のではと思うから。

たしかに私生活も充実していたであろう。

日本にいる人たちと連絡とったり、スペインでできた仲間らとバル行ったりしていたよりも生活の中心にあったのは、語学ではなくサッカー

僕は今シーズンが始まる前、チームとは契約を結んで日本に帰っていたが訳ありでプレシーズン後半にチームに合流した。

そして合流した初日の練習、俺だけ浮いていた。

むしろ、ロッカールーム入った時になんか雰囲気が違うというか「何かおかしいぞ」と思っていた。

彼らは当然のようにバカンスのスイッチを切り替え練習に励んでいた。

チームは僕を歓迎してくれていたが、その時僕はその輪に入ることができなかった。

なぜなら、異様な空気に包まれていて入りたくても入れない状況だったから…

今季開幕時前にチームの構想外だったであろう。

というか確実に構想外だった。

それは今でも覚えてる。

そして一番やってはいけないことをしてしまう。

時差ボケのせいにしてはいけないけど、時差ボケによって夜の練習をすっぽかしてしまう。

スペイン人は普通異常に家族を大切にする国だからチームメイト達はコミュニケーションを取ってくれる。

嬉しいけどそれが悔しくてムカついた。

最初はグランドにも行きたくなかったし、監督の顔を見たくなかったしチームメイトにも会いたくなかった。

いろんなこと考えて試したり、自分なりのルーティーンも作ってみたりもした。

開幕して1ヶ月、ようやく試合に出ることができた。

でも1試合メンバーに入ったら2試合メンバー外というのが2、3周くらい続いた。

僕の本職 (ポジション) は左のサイドバック。

(できればオフェンスのポジションもやってみたいけど。)

このポジションで試合に出してもらえたのは1試合。

ではなく45分間のみ。

以前メンバー入りはできたがスタメンではなかった試合があった。

そしてその試合、僕の目の前で監督が左サイドバックで出ていた選手と、右利きのベンチにいたディフェンスの選手を途中で交代させていたことは、屈辱だった。

それは2ヶ月近くまで続いた。

昨年12月上旬くらいからコンスタントに試合に出場できている。

ちなみにどこで出ているのかというとセンターバック。

(＊センターバックが分からない方へ : ロシアワールドカップの時の日本代表でいうと吉田麻也選手、槙野選手が選ばれていた主にディフェンスを仕事とするポジション)

なぜ僕がこのポジションをしているのかわからない。

もちろん不満もあった。

「左サイドバックでプレーしたい」

そんな気持ちを抱えていたけど、それどころじゃなかった。

試合に出れてない時間が長かったから試合に出たくて飢えていた。

「プレーできればどのポジションでもいい」

吹っ切れた僕に、ターニングポイントになる試合が訪れた。

それは敵にも味方にも「小さくても勝てる」ということを証明することができたということ。

(詳しくは2018年12月29日に更新した 「成せばなる。」を読んでない方は是非見てみてください！)

身長170cmの僕はどう頑張っても180〜190cmの相手に隠れてしまう

でも負ける気がしない

特に理由はないけど…。

まあそんなこんなで海外でプレーしているアジア人って、前線 (オフェンス) の選手やサイドバックの選手のイメージが強いような感じかもしれませんが、「センターバックもありますよ」ってこと

そして今、僕がプレーしているチームから "来季の契約をしたい" と話をもらっています。

まあどうなるかわからないけど…

別に自慢とかじゃなくて、これも日本や海外の各業界で頑張っている同級生、先輩、後輩、たくさんの方々の活躍がとても良い刺激になって自分を奮い立たせてくれているから。

ここで書きたかったのは「求められなかった存在から求められる存在になれた」１つの成功体験です。

序盤で書いている「変われたか変われていないか」とは少し外れてしまうけど、得れたモノの大きな１つ。

共感、干渉してほしいとかは言ってもいないし思ってもいませんし、むしろこんな自分が言える立場でもないと思っています。

だから「へー、あいつなんとかやってんだなー、俺も頑張ろー」的な感じでいいから思ってくれたら嬉しいかな。

(若干上からみたいな感じですみません。)

まだまだ甘いけど、あと何年できるかわからないプレーヤーとしての自分を楽しみながら、人生他の事も全力で楽しんでいきます！

何かありましたらいつでも何でも言ってくれたら嬉しいです。

次いつ更新するか分からないけどまた読んで下さい！！

Nos vemos